・・7月29日 子ども絵画教室・・
松井画伯のアトリエで、絵画教室を開催。
子どもたちがアトリエに入ると、壁に貼ってある横10mのブルーの絵が目に飛び込んできました。何に見えるかという松井画伯の問いに、子どもたちは答えました。
「海だ。海です」。「魚が泳いでいる」。「海藻も揺れているよ」。
絵画教室を始める前に、松井画伯は子どもたちに話しかけました。
「地球の北の方の小さい島に住んでいる面白いおじさんが来たので、今日はお祭りみたいなものです。一緒に楽しみましょう。でも今日のことをお手本だと思ってはいけません。今日のこの授業が終わったら、あとはいつも一緒に勉強している先生のお話を聞いてください」。
子どもたち全員の利き手が右手だと確認したあと、子どもたちに左手で人の顔や動物の顔を描かせました。「左手で?」と戸惑っている子どもたちに「できないと思わずに何にでも挑戦してみることが大事だよ」と言いながら。
最初こそ戸惑っていた子どもたちですが、描き始めると左手だということを忘れているようでした。それからも「また右手で描いてごらん」、「今度は画用紙を逆さまにして描いてごらん」と、初めて経験することが続きました。
絵画教室が終わった子どもの感想は全員「楽しかったあ」でした。なかには「思いがけない面白い線がでたから、また左手でも描いてみたい」という子どももいました。松井画伯は「久賀島の子どもたちは、豊かな自然の中で暮らしているので感性がすばらしい。また長い時間集中できることにも驚いた」と、子どもたちについて嬉しそうに語りました。
